ギャラリーを作る
ギャラリーがようやく完成しました。鯛工房にとって懸案事項は数多いのですが、きちんとしたギャラリーを持つということもその一つでした。
現在までは工房の一部を改造した宿泊施設の一階を展示室として使っていました。この展示室として使っていた宿泊施設は、引っ越してきた当時、このような山の中では家具工房の経営は難しいに違いないので、民宿を開いて収入の足しにしようと計画したのです。しかし、保健所の許可基準は厳しく、民宿を諦め、仮の展示室として現在まで使っていました。
二階は研修生の宿泊用ロフトとしています。
物置兼子供部屋として使っている厩の二階を改造し、ギャラリーとしたのです。厩の二階は細長くて展示には最適です。立って歩くに充分な高さもあります。ただし、これを安く、小奇麗に仕上げるには、大工仕事に不慣れな我々には大変ではありました。
二階には外から直接入ることができるようになっていましたので、我々も、内部階段は使用せずに、脇を通る坂道から二階に5mの材(120×120×5000(mm)/3本使用)で橋を架け、直接出入りできるようにしました。これは中々いい感じだと思っています。
内部壁面はプラスターボード張り。床は構造用針葉樹合板張り。橋の下になる腐っていた軒のトタン屋根はガルバニウム鋼鈑へ張り替え。傷んでいた外壁の一部の杉板張り替え(よろい張り)。
塗装は、壁・天井が水性塗料白つや消し(下塗り刷毛、仕上げスプレーの二度塗り)。床はオイルステイン(オーク色)+桐油(無希釈)を1:1で混合の上、塗布拭き取り。橋及び外壁は、コールタール+クレオソートを3:1で混合塗布。
床面積約12坪(2×6間)。実質工期約1.5ヶ月。総材料費約16万強でした。
主な工程は、橋基礎(コンパネ製型枠、コンクリート打)、橋用石段(2段)、ガルバニウム波板鋼鈑張替え(傷んでいたのじ板交換、防水シート、桟取り付け、波板張り)、橋制作及び塗装(一部)、橋取り付け、橋取り付け部木部工事、北・西側外壁一部張り替え、壁下地、プラスターボード張り付け、壁上部開口部塞ぎ(屋根垂木の隙間/ノンJISコンパネ)、ドア枠・ドア取りつけ、壁・天井塗装、床張り(針葉樹合板)、床塗装、巾木取り付け、内部階段(2段)制作、電気工事。橋・外壁塗装。
素人大工工事ですから、自分が納得するよう、予算を考えながら好き勝手に作りました。プロはしないだろうなという部分も多々ありました(例えば壁下地は全てコーススレッドスクリュー止め等々)。しかし、これがアマチュアの良さだと思っています。仕上がってからの満足度、充実度はなかなかです(自我自賛)。
(2004/05/23)