家具制作鯛工房

モダンでシンプルな家具を制作する家具椅子工房です

メコンの風にふかれる人、滑走路を走る人

サワナケートでは生活必需品のほとんどはタイやベトナムから入ってきています。
日用品の購入には品数も豊富で安いタイへ行ったほうがベターなのです。我々は、生活道具や電気製品の買出しのため、これまでに二度ほどタイへ行きました。

埃っぽく、担ぎ屋が右往左往するイミグレで手続きを終えると、落ちそうになるほど急な階段をビビリながら岸辺へ降り、渡し板を使ってフェリーに乗り込みます。
乾季の今は水量が落ちて、建物から水面までかなりの距離があります。階段の高い位置に水跡がありますから増水時はものすごい水量だということが判ります。

タイへのフェリー 船は、乗客が来ると待ってあげるので定刻の出発はありえません。乗客は黙して待つのです。遅れてすまん、早く出発しなきゃという気配は全然なく、事前点検、諸注意合図号令等全ての前触れなく、思い出したようにエンジンが始動し、古い船体がブルブル振動を始め、ゆっくりと岸から離れるのです。
小さなフェリーでも船出はいいものです。メコンの風をしみじみ受けながら私は東南アジアに浸ってしまうのですが、東南アジアの何に浸るのかといっても特になんということも無いわけで、メコンを渡っているということで感激しているという程度のことなのです。
津軽海峡を渡ったときには、これまた理由もなく演歌の旅情に浸ったものですが、メコンの風に吹かれて眺める風景からは演歌の旅情は沸いてこないのですネ。

およそ30分ほどで対岸に着きます。船頭は河の流れを考慮した巧みな操船で船着場へ誘導しますが、船体が岸へ近づいた部分で待ち構えている若者は我先に岸に移ります。
日本なら厳しいホイッスルか注意のアナウンスが響き、乗客の冷たい視線が浴びせられるところでしょうが、船頭その他我関せずです。アジアのこの鷹揚さはいいのですネ。
ちなみに上写真は一般船室の屋根より一段高い所にある操船部分によじ登って撮ったもの。白い建物はイミグレーションです。

タイのムクダハンは街も大きく賑わっています。河を隔てただけですが、かなりの違いに驚きます。しかし、人の良さはどちらも変わりません。もちろんムクダハンもタイ北部の田舎町ですから人情豊かなのかもしれませんが、やはり驚きです。これは、いつも警戒心を緩められなかった前任地マレーシアとは大違いです。
マレーシアでは、田舎町でも日本人と分かるとぼったくられる可能性が高く安心できませんでしたが、このエリアではそのようなことも少なく、日本と同じでいいということではありませんが、気持ち的にはずいぶん楽です。
マレーシアの場合、宗教の違う多民族社会がその原因かもしれませんが、ラオスやタイ、日本(最近はかなりひどくなっていますが)など、当たり前すぎて我々が日頃忘れている、安心して暮らせる社会の幸せというものを再認識するのです。

滑走路を走る 住まいの近くには最近閉鎖されたサバナケート空港があります。軍用機は時々離発着しているそうで、レーダーは回っています。公式には立ち入り禁止ですが、ゲートの通用門は開いていますので自由に入ることができます。小さいとはいえ滑走路を走るのは爽快です。写真は、ワタクシの静止を振り切り、チャリで滑走路中央を走り去る連れ合いです。
(2004/12/24)

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