家具制作鯛工房

モダンでシンプルな家具を制作する家具椅子工房です

さらばラオス

首都ビエンチャンは、我々が始めてきた2年前に比べ、明らかな発展を感じる。
街路はJICAの援助で、今も改良工事が行なわれている。
街は賑わい、外国人の姿が増し、素的なお店や車が増え、置かれている家具は、はっとする位シンプルで、作っているワークショップを尋ねてみたくなる。

連れ合いは、タラートサオ(朝市)での最後の買い物。頼まれた商品リストを持って値引きに忙しい。
店員は、ラドーやローレックスのイミテーションを80ドルでどうだと言ってくる。それが、交渉次第で40ドルまでは落ちるのだ(為ブランドウォッチを頼まれたわけではない)。

今現在、日本国内に何台あるのか不明だが、綺麗に整備されたシュビムワーゲン(多分)が停めてあった。今見てもシンプルで実用的で実にいい(少々余談)。

この国は、天然資源、手工芸、観光、海外の親戚からの送金の他、外貨を獲得する産業が殆んどないから、外国からの支援に頼らざるを得ない。
産業モードへの移行の兆しも未だ見えないから、一般の人々の生活が豊かになるのは、まだまだ時間がかかるだろう。

一般のラオス人は、ラオス人のお店に行き、ベトナム人のお店には、必要以外は行かない傾向がある。ベトナム系の発展を一般のラオス人はよくは思っていないから、マレーシアのように将来のトラブルに発展する危険性もあるかもしれないと思う。

JICAのこの国への支援方針には腰が据わったものではなく、一定感に欠けると感じている。
しかし、私自身、ここで与えられた任務を終えた。今更余計なことは言わない。

この国や、この国の人々への批判は容易いが、人は、この国に生を受け、ここで生きていく。良くも悪くも全てを受け入れる他はない。
それは誰も同じだ。
しかし、そこから全てが始まる。
我々が幸せという保証はどこにあるか。
憐憫は不要だ。人々は明るく、懸命に生きている。

良い時を与えてもらったラオス。
明日ここを発つ。
(2006/10/15)

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