家具制作鯛工房

モダンでシンプルな家具を制作する家具椅子工房です

プライバシーの問題

政府税調会長の本間正明氏が、東京・原宿の官舎で愛人と同棲していると報じられた。
政府・塩崎官房長官は、官舎使用については問題はない。税調会長という立場としては、本人が考える事であり、プライバシーは個人の問題なので、それ以上のことを言うつもりはないと述べ、進退問題については本人の判断に任せると報道されていたのを見聞きした。

いい年のオッサンの色恋沙汰が原因で、彼の職の進退を問われる事は、通常は、あまりないように思う。

実は、私が今回赴任したラオスのサワナケートでも、JICAから派遣されているシニアボランティア(以下SV)達と現地お姉さんとの色恋は有名だった。

任期中から二十歳そこそこの若いメイドと良い中になり、現地に土地を購入し、老後を楽しんでいるおやじもいるし、任期が明けて舞戻って土地を購入し、赴任時代からの若い彼女と同棲している家族持ちのオッサンもいる。女性教官と出来て任期を楽しんだSVもはやり家族持ちである。

私の赴任したサワナケートはラオスでは第二の町だが、日本に比べると小さな田舎町である。日本の田舎と同じように地域は密なコミュニケーションが保たれている。人々は貧しく、学生は中途休学し学費を稼いで復学するのは珍しいことではない。女学生の中にはアルバイトに水商売を選ぶ子もいて、日本人SVの夜や女性との動向は、たちまち市内を駆け巡る風であったので、彼らの夜の行動はいつも周知の事実だった。
そんな日本人の情報は私が好まなくても、校長、木工科スタッフ、懇意にしている地元の人々からもたらされるのである。

それは恥ずべき事だった。ラオスの人々にとり、我々は日本という国家から派遣されている、地位や名誉のある職種であると理解されている。そのため、日本人SVの人間性やモラルはいつも注目されている。
また、貧しさゆえ、我々に言い寄る女性もいるのであるが、そうであっても、やはり、我々は試されている・・。
現地の人々が試しているわけではないが、結果的に値踏みをしていることは明らかである。

前JICAラオス事務所次長は、「仕事さえして頂ければ、プライベートに関して問うつもりはありません」と述べた。
我々よりも若輩の元次長が、孫もいるようなキャリアのあるオッサンのプライベートな問題に口を挟むのを躊躇するのは理解できる。しかし、税調会長の本間氏のように、事の程度を超えていた人々がいたのだ。私も日本人として情けない思いをした。これは、サワナケートに止まらない。

JICAは国際貢献を行なう政府機関として、世間の印象は悪くはないように思うが、実態は検証され、詳らかにされなければならない時期に来ているように思う。

公務員に自浄作用がないのは周知の事実であるし、日本の誇りを喪失して恥じない方々が国際貢献の名の下に貧しい国々へ出向き、現地の方のどうしようもないハンディを逆手に、自らの欲求を充足する姿勢は決して許されるべきではない。それをプライベートの問題として見過ごしていいのか、今度の件でそれを思った。
(2006/12/18)

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