九州木工通信 05
はじめに
1984年、英国のヘロンスズキは GSX750R を初めての750cc TT・F1レースで走らせた。
ファクトリーとの契約でヨシムラから供給された16バルブの新エンジンは、最後まで原因のはっきりしなかった焼き付きの連続というトラブルにより、ついにワークスホンダ RS750Rにいかなるレベルでも並ぶことはなかった。ホンダの圧倒的優勢とスズキの信頼性の欠如が明らかになった時点、つまり、シーズン半ばにしてTT・F1から撤退の意思について、ヘロンのチーム監督レックス・ホワイトは次のように述べる。「もちろんそのことは考えた。だが、我々は多くの人々から走り続けることを望まれていたし、撤退したらTT・F1にはたった一つの日本のワークスチームだけになってしまい、レースそのものの威信が失われてしまう。我々は歯をくいしばって残りのレースを努力したのだ」プライベーターからファクトリーまでTT・F1クラスの支持者たちは、けして去ることなく、粘り強くやり通したヘロンスズキに対し賞賛を惜しまなかった。
民主主義を守るためだと、法案に一人だけ反対票を投じた議員のことなど、白人社会では、この手の話題を時折耳にすることがあります。本質はかなり違うけれど、服部君を射殺した犯人に対し、満場一致で無罪の結論を下したアメリカ陪審員に僕はかなりムッとしたものです。これが母国イギリス子女だったらどうだったのか。まあ、イギリス子女だったらフリーズを理解できたから、このような不幸はそもそも生じませんか・・・。
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参考資料:CLUBMAN NO.77 1992 / NEKO-PUBLISHING CO.,LTD.
ふざけんな (1)
■詐欺本について
最近、染色関係の専門書にそうとうにむかついています。しばらく前から、うちのかみさんが染物をやってるんですが、参考書に載っている方法でおかしいと思う記事が多いのだそうです。これは染色関係に限ったことではありませんが、本当のことを書いていない、書いていても概要で、それだけでは巧くいかない。あるいは間違いではないけどそれを読んだだけではその作業は成功しにくいという記事がなんと多いのでしょう。これは、はっきり言って詐欺だと思います。支払った代価にきちんと答えていないものが多すぎます。僕は、はっきりいってなめんなよと言いたいわけです。そんな本を書いていながら後書きで自画自賛、および先生に謝辞するんじゃないと言いたいわけです。このような状況はほっといていいわけがないと思うのです、僕は。
友人も言っておりましたが、学術論文なども、海外のものに比べ日本のものは分りずらい、実験なども肝心な部分がはっきりしないものが多いと。木工関係の専門書などもしかりです。海外のテキストは懇切丁寧にきちんと書かれており、図解を見るだけでも十分参考になります。こんなことだから国内の伝統技術が伸び悩むわけです。寿司屋の修業でシャリ三年という言葉はよく聞くことですが、僕はそんなことは絶対にない、もしあるとすればよほど教え方が悪いか、ひどく適性に欠けるかのどちらかであると信じているわけですが、なにしろ無駄な時間や労力、エネルギーは使わないにこしたことはないわけで、そのための参考書、専門書なわけですから、詐欺本一覧表リストなど作成するのもいいのではないかと思ったりするわけです。
同じ思いでいる方々、それぞれの専門分野でぜひ本を出しましょう。特に木工関係では、アマチュア向けかプロ向けかよく分からないような中途半端な雑誌や、専門書が多すぎます。そして、多くの詐欺本に蹴りを入れようではありませんか。
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