家具制作鯛工房

モダンでシンプルな家具を制作する家具椅子工房です

はじめに

めでたい新年号ということでもあり、年頭にあたっての毅然とした抱負、決意、挨拶なり載せたいところなんですが、このテーマになるとまるっきり言葉がでてこないのです。我ながら、いい加減さにつくずく呆れる思いです。
まあ、旨い酒を飲み、語りたく思っております。今年もよろしくお願い致します。

インフォメーション

■1/2 インチ用コレットチャック

しばらく前に注文しておいた日立ルーター M12用の軸径1/2インチ用コレットチャック(品番956-926Z)が届いていたので取りにいってきました。価格は2987円でした。当面の目的はドロップリーフテーブルのルールジョイント(合せ目が内丸、外丸で重なる折たたみテーブルの甲板接合部の組み方)に用いるラウンドオーバー(丸面、ボーズ面)とカーブ(サジ面)ビットを使うためです。
日立本社アンサーセンターに言って、ようやく出してもらいました。これはそこらの機械屋にいっても、きちんと対応してくれる所は無いといってもいいでしょう。各県にある日立の部品の代理店(大分の場合は柳井電気工業 TEL:975-37-5385)に連絡し、子会社のサービスセンターに発注して下さいと、担当者に伝える必要があります。ちなみに上記のビット二本をアメリカMLCSにエアー発注で6623円でした(なお、ビットは台湾製でした。まだ使ってはいませんが)。
そのテーブルに用いるドロップリーフヒンジはアメリカ、ホワイトチャペル社から取寄せました。一個あたりのカタログ価格は6.5ドルでした。国内で買えるこのタイプの蝶番は、タカトク金物(株)のゴルファーしか知りません、しかも、片側がハーフラウンドエンドになっており、取り付け加工がやっかいなのです。(トリマー用のテンプレートを作ってしまえば問題ありませんが)加えて、値段が一個あたり三千円以上したような記憶があります。

雑記・後記

先月号で書きました木曽三岳木工所家具展での、奥村昭雄先生の家具についての補足ですが、僕がうなってしまったのは、家具の意匠や工法、ディテールの一つ一つに、その処理の選択に、彼の家具や木工工作法に対する信念が確かに投影されているなと感じられたことです。それは、個々の好みや、良し悪しを越えた、モノ作りにたいする生まじめさが、確かに彼の家具に刻印されていたのです。私は、アプローチの違いはあっても、このような主張を持った家具をいずれ作れたらと思いましたし、まだまだ努力が足りないと感じたわけです。
また、このような作品を創作するということは、いろいろな意味で余裕がなければ難しいなと思った次第です。

忘年会では価格設定、見積値段の出し方などについて、話し合われました。これにつきましては、我々にとって、いつも頭の痛い問題であるわけです。
ある木工仲間は、ある人から、その価格には利益が含まれていないと指摘されたそうですが、彼にかぎらず、そのことは我々にも言えることです。同世代のサラリーマンの一日当たりの収入に比べ、九州のウッドワーカーの現状として、我々の利益は相当低いわけであります。極端に高く設定することは気が引けますが、不当に安い必要はないわけで、作り手各自が注文主の理解を得る努力をしていく必要があり、自分で作った品物にはなかなか強気の、あるいは理想値段はつけにくいわけですが、勇気を持って提示していきたいものです。しかしながら、死ぬ気で提示した理想価格の見積が梨のつぶてで、失意に沈む場合もありえ、なかなか、難しい問題ではありますが…。
つぎの問題点として、その場で、大まかな見積を要求される場合が結構あるわけですが、低めに値段を提示し、やる気が削げてしまう場合も多々あるわけです。後で値段を上げることはなかなかできにくいわけで、できるだけ最初の段階で適正な価格の提示ができておくことが大事なわけです。これに関して、僕はノートブック型パソコンを購入し、現場概略見積用ソフトを組み、注文主に対しパチパチと入力・選択・確認・提示という方法をとれば、なかなか良いのではないかと真剣に考えています。そのためには、まず、チェストだったらこのように作る、というような自分なりの標準的な工法とクォリティを決定しておき、それがいったい何日で仕上がるのかということをきちんと確認しておく必要があります。
いま作っています引出し付きのテーブルに関し、作業時間を記入しています。(いまさらながらですが) そして、休憩時間を除く総製作時間を七時間で割って総製作日数をだそうと思っています。ただ、いえますのは作業開始から終了までの日数がかかりすぎると、利益率の低下につながるのでなるたけ早く上げるという点は基本だと思いますが。
価格設定に関し、再度いまさら作業からスタートです。

マスコミに取り上げられるということはたいしたものだなと、つくずく思ってしまったのです。先号に載せた地ビールの件ですが、その後の問い合せがなかなか多いらしいのです。税務署を筆頭に、これはという所は全国ホップ共同農業組合からホップに関しての資料、大手ゼネコンから醸造プラントについての協力の申し入れ、他のマスコミからの追加取材などです。ただ、例外的に我が家の場合、家具の注文に関し、マスコミ関係に載ってもほとんど影響はありませんが。

ときどき漢字の間違いや、記事についての御指摘を受けますし、発送後、重大なミステイクに気がつき青ざめることがあります。また、木工専門用語をそうとう忘れており、最近では板はぎの総称をきわはぎというのさえ忘れておりました。また、最も恐ろしいのは、私の訳す英語のテキストの引用です。おかしいなと思われる点はすぐに連絡して下さい。今後とも、御意見、御指摘、御質問、よろしくお願い致します。

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