家具制作鯛工房

モダンでシンプルな家具を制作する家具椅子工房です

二脚目の完成

英国の参加者は、ティーブレイクが大変多いのです。
余裕です。
だから、最後は時間がなくて、ワッセワッセと作業を行います。
前回参加した、森の中での椅子作りの時も同じようでしたから、今回も、余裕のティブレイクを見ていて、最後はバタバタになるに違いないと思っていました。
果たして、想像どおりの展開になりました。

それでも、ゆとりを重視します。
誰も文句を言いません。自由気儘、好き勝手。全ては自己責任です。
そして、弱音を吐きません。
「疲れた」が、ティータイムの挨拶代りになる日本とは違います。

ナポレオン配下の兵士が、ワインの不味さにストを起こしたそうです。戦時にです。
WW2中の英国では、仕事が無い木工職人のために、木製飛行機(デハビランド DH98モスキート戦闘爆撃機)を作って空軍に提案したメーカーがあり、採用されたそうです(多少記憶曖昧)。

緊迫した状況での、国民性の違いを表すトピックは興味深いものがあります。平時でも、そこに繋がる特徴が垣間見えているはずですから面白いと思います(別に極限状況に繋がる必要はありませんが)。
どこかポジティブで明るく、弱音を吐かない点は、尊敬に値します。

果たして、彼らに映る東洋のおっさんは、眉間に皺を寄せ、余裕なく作業をやっているのでしょうか?

結局、インシェイブは来ませんでしたから、座面の削りは中途半端なもので終わりました。
こんなものだろうと思っていましたから、どうっていう事はありません。
流れのまま行くしかないのです。

工具を借りながらの作業は、とても効率が悪いものです。
この国では、ドリルビットは、インチとメトリック(o)が混在しているので、ノギスは必需品です。
いちいち、直径をチェックして使用しなければ大変な事になります。
だから、ドリルビットを借りるのも結構面倒なのです。

接着には全て、瞬間接着剤を使いました。
ただし、此処には、超低粘度瞬間接着剤も、プライマーも無いので、日本のようには即座には硬化しません。それでも充分速いのですが。

椅子の組立終了 作業は、しかし、半完成部品が多いですから、余裕で完成に向います。

ただし、精度は自分でも呆れるくらいに酷かったです。
ブラッド ポイント ドリルビット(Brad point drill bit)(先端がちょっとしか出ていないタイプ)と、金属用ビットしかないから、先端が逃げ易いのです。
日本の兼用キリタイプもあると思うのですが、全員が持っていません。
ただし、それを理由に穴精度の悪さを弁解するのはプロではないでしょう。

余談:ドリルは、マキタ製14.4V、リチウムイオンバッテリーを使うタイプでした。
穴開けの時には、右手はグリップ、左手は本体後方を支えます。
所が、後方にある排気口が左手で握る位置にあり、そこからの排気温があまりに熱く、手で持てなくなります。
大事な穴開け作業の途中に、1、2度中断することになりました。
これでは、このドリルは使えません。

画像は、仕上がったばかりのサイドチェア。

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