家具制作鯛工房

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孤雲野鶴
鯛工房代表が綴るブログ。暮らし、生活、家具、社会。

Handmade Solid Wood Furniture Tai-Workshop

ソーダストストーブの注文先

ソーダストストーブが必要な方は、下記の鉄工所へお問合せ下さい。
園川鉄工
熊本県八代市千丁町古閑出1483-2
TEL:0965-46-1841

製品内容と価格は以下になります。
仕様:本体、インナー缶、センターシャフト(塩ビ製)、無塗装、煙突別。
価格:¥35,000(消費税込、送料別 / 2009年現在)

使用方法、使用上の注意点は、下記説明、ブログ(右カラム:孤雲野鶴)を参照下さい。また不明な点は私に質問して下さい。できれば電話でお願いします。

インナー缶は、中型ドラム缶とほぼ同じサイズにしてあります(ただし、直径はオリジナルと同等)。
中型ドラム缶(40L)と、ペール缶(20L)を利用できるようにしています。
参考までに、中型ドラム缶は「太陽シールパック株式会社」の中小型オープンタイプ40L(内径352o:外高447o:板厚0.6o)を想定しています。
2009年10月末時の見積では、¥2450(無塗装、蓋、バンド無)です。

工房等の作業空間で使用する場合は、発熱量が多いオリジナルサイズのほうがベターかもしれません。
寸法等のアレンジは、直接交渉して下さい。

このストーブは、通常の薪ストーブには無い燃焼上の特徴があります。そのそれをよく理解頂き、納得の上、自己責任での使用をお願いします。

ソーダストストーブの特徴・使用法

薪ストーブは快適ですが、薪の確保は大変です。
薪の確保の困難さから開放されたくて、このストーブにたどり着きました。
使用に当たっては、かなり試行錯誤しましたが、ようやくこのストーブのコツを掴み、快適な時間・空間を満喫しています。

およそ1.5ヶ月使用した体験を基に、特徴を述べます。
ブログの記事と異なる内容もありますが、使用の過程で性質の理解が進んだためです。
今後の使用による新たな発見やトラブルは、ブログにてリポートしていきます。

現在は20Lのペール缶を単体でインナー缶とし、それをカートリッジとして使用しています。理由は、主婦がペール缶を入れ替える場合、軽くて負担が少ないためです。 そのため、現時点では、ペール缶で確認したリポートということになります。
(2009/12/03)

メリット
条件にもよるが、2〜4時間は燃焼が続く。
点火が簡単。私は、少量の灯油を使用しているが、それだけで燃え始める。従来の薪ストーブだと、燃やしつけるための枝や、細く割った薪が必要だが、その手間から解放される。
エアーを絞った場合(全閉)、薪の持ちが良く、煙突への煤の付きが少ないと思う。
このストーブがインナー缶と併せて2重構造になっていて、そこに2次空気が供給されるからではないか、また、ダンパーを開けて使用した場合でも、上の排煙口の上昇気流によって、下の排煙口からエアーが吸込まれるせいではないかと想像している。
2重構造のために、ストーブ周辺が極端に熱くなることがない。そのため、以前の鉄板製時計型ストーブの時には不可欠だった、遮熱フェンスは必要ない。
デメリット
燃焼がピークを過ぎてから、残り火状態で、だらだらと結構長時間燃える。
この場合、外気温が低いと熱量が足りない。また、カートリッジ交換のタイミングが難しい。
そんなときは、本来の使い方ではないが、普通の薪を投入し、薪ストーブとして使用している。
空気調整器を開けすぎると、上蓋から煙が漏れる。
煙突の引きと、燃焼ガスの発生量のバランスが取れない場合に起こる。ただし、工房等では問題ないレベルだと思う。
蓋と本体の簡単なシーリングの方法がないものか・・?
注意点(重要!)
エアー調整とダンパーを共に全閉にし、上蓋を開けてはいけない。急激な燃焼が起き、髪などを焼く危険がある。
インナー缶から出た燃焼ガスは反転して下部排煙口へ向かう。エアーを絞っているために未燃焼ガスを多く含むガスが内部に充満している。蓋を開けるとそこから酸素が供給され、急激な燃焼を起こすものと考えられる。
このストーブのような反転式のストーブの使用経験がないための認識不足からくるトラブル。
エアー調整器とダンパーを開けた後に、蓋を開けると問題ない。
使用法等
着火方法
(1)上の排煙口のダンパーの先に、オイル差しで少量の灯油を滴下。
(2)ソーダスト中央部の穴の側面にも同様に滴下。
(3)排煙口の灯油に着火。炎はすぐに引かれるので、暫らく待って、上昇気流を増加させる。
(4)ソーダスト中央に着火し、蓋を閉じる。
空気調整器兼灰受けに灯油は滴下しないこと。
以前、ブログで紹介した着火方法は速やかに炎の勢いが増すが、蓋から灯油の煤煙が漏れていた。煙突の引きよりも、燃焼ガスの量が多いことが原因だと思われる。
この方法だと、炎の勢いが増すまで、若干時間がかかるが、蓋から灯油の煤煙が漏れない。
以前ブログで、着火後すぐに蒸し焼き状態になり、原因が判らないと書いた。
最初に勢いよく燃やしつければいいとも書いた。
最初に勢いよく燃やしつけたほうが良いことは間違いない。ただし、燃やしつけに失敗しても、エアー調整器を多めに開けたままにしておくと、多少時間は掛かるが、燃焼に勢いが出てくることが分かった。
ソーダストの上に薪のブロックを並べておくと、それがソーダストよりも良く燃え、燃焼の立ち上がりが早い。
ペール缶の底を抜き、針金で金網状に受けを作り、ソーダストの代わりに全て薪を詰めて燃焼させてみた所 ―― 燃えすぎて高温になりすぎる。
全て薪を詰めて、燃やしつけに失敗した場合、再燃焼は非常に難しい。
ペール缶を2段重ねにした場合の燃焼時間は、1個のときと同じ。燃焼時間は缶の直径によることを確認。
ソーダストが燃えた後、カートリッジの交換のタイミングが悪い場合(夜遅い場合等)、普通の薪を投入している。
結構湿気っぽい杉のソーダストも問題なく、勢いよく燃える。
その他
ダンパーを閉じた場合の引きの悪さ、乾燥が十分ではない杉、あるいは松を燃やす場合を考慮し、煙突の直径は120oのほうが良いのではないか、とも思う(どなたか試して下さい)。
十分燃焼が進んだ後、ダンパーを閉じて、燃焼ガスを反転させる。
ただし、エアーの状態は同じでも、ダンパーを閉じると燃焼パワーが落ちる(デメリット?)。
我家の煙突の取り回し、直径の問題なのか?
しかし、反転効果の弱い、背の低いペール缶でも、ダンパーを閉じるとストーブ全体からの熱放射を感じる。
ソーダストがほぼ燃え尽きた後、普通の薪を投入して燃やした場合、薪は、従来の薪ストーブよりも長持ちする。
ペール缶の下に開けた、φ70oの空気穴で酸素の供給量が制限され、過剰燃焼しないためだと思われる。
といっても、空気調整器を開けば十分過ぎる位に熱い。
より長時間の燃焼を求める場合は、中型ドラム缶の使用を勧める。
直径はオリジナルと同等なので燃焼時間もオリジナルと同等。高さが低いために燃焼パワーは落ちるが、その分、交換が楽である。
燃焼パワーが落ちるといっても、住宅での使用では十分な熱量だと思われる。

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