家具制作鯛工房

モダンでシンプルな家具を制作する家具椅子工房です

ハンドトリマー用テンプレートガイド

ハンドトリマー用純正テンプレートガイド テンプレートガイドを用いたトリーミング作業は、片手で持ちやすいハンドトリマーの方がハンドルーターよりも使い勝手がいいものです。
所が、純正のハンドトリマーのテンプレートガイドは内径が小さく、最大で直径6mm のビットしか使えません。しかし、トリーミング作業では、食い込みの少ない大きな直径のビットのほうが適しています。しかし、日本国内ではオプションでも内径の大きなテンプレートガイドは用意されていません。

ハンドトリマー用特注テンプレートガイド 私の持っているマキタ製トリマーの付属テンプレートガイドは内径 7mm です。これではトリーミングでは食い込みがきつく、かつ用途は限られてしまいます。
そこで私は、内径 18mm のテンプレートガイドを町の鉄工所で作ってもらいました。小径テンプレートガイドでは大きなビットは使えませんが、大径のガイドでは小径のビットでも使えるため、使用範囲も広がります。重切削に用いるのではありませんので安全で食い込みが少なく軽快です。
ただし、トリマービットは国内では供給が限られていますので、個人輸入した品物を使うことになります。

純正テンプレートガイドと特注品(右) 余裕があれば、ビットに合わせて2~3種類のテンプレートガイド用意しておくと良いと思います。オリジナルは見かけによらず意外に精度があります(公差が厳しい)。オーダーする場合はトリマーベースも持参し、加工時に現物チェックをしてもらったほうが確実です。

トリーミングビット 繰り返しますが、ハンドトリマーに大きな直径のビットをセットし、重切削を行うことは危険ですので注意してください。
写真右下のように、ブレードの根元にベアリングの付いたトリーミングビットもありますのでこのようなビットを使用するという選択肢もあります。